お知らせ

2025年
2025年01月15日
花粉症、発熱は完全予約制

花粉症

 今年も1月から鼻炎症状が出ている方がいらっしゃいます。2月には本格的な花粉症の季節がやってきます。今年もスギの花粉飛散が例年よりも多いと予想されております。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。早めに対策を講じる事をお勧めします。現在、新型コロナやインフルエンザ感染が広がっており、花粉症の方が感染した場合、くしゃみによってウイルスが拡散し、周りの人にウイルス感染を広げることになリます。花粉症のある方は、早めに抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

37.5度以上発熱の方は完全予約制

 新型コロナとインフルエンザの検査は、一般の患者さんに感染を広げないように、当院では一般の患者さんと隔離して検査、診療をしております。院内スペースと検査キット不足の関係上、当院では発熱患者さんへの対応は極めて限られております。従いまして、37.5度以上程度の高熱がある場合には、あらかじめお電話をいただき、他の患者さんと空間的、時間的に隔離して、抗原定性検査で対応させていただきます。1日に対応できる人数がかなり限られており、対応できないことも多々御座いますので、必ずあらかじめ電話でお尋ねください。
 改めて検査結果の解釈のことをお話ししますが、PCRでも抗原検査でも結果が陽性の時のみ「感染している」ということが言えます。しかし陰性の場合には「感染していない」とは言えません。陰性になる原因には、検査のタイミング、ウイルス量、検査感度、技術的問題(検体の量など)などさまざまあり、陰性だから感染していないと言うことは全く言えません。検査陰性の翌日、再検査をしたら検査が陽性であったというのはよくあることです。