お知らせ

2024年
2024年04月23日
花粉症、紫外線、ゴールデンウィークの休業について

花粉症

 東京ではスギ花粉に代わりヒノキ花粉の飛散が増えているようです。最近は、黄砂の影響もありアレルギー症状を起こす方が多いです。黄砂には、ほこりやダニの死骸などアレルギーの原因が多く含まれています。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。花粉症のある方は、抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

紫外線に注意

 真夏に紫外線が強いことはよく知られていますが、実は今頃も紫外線は非常に強い時期です。日焼け、シミ、しわ、皮膚癌などの皮膚の障害や白内障、網膜障害などの眼の障害を防ぐために、紫外線を予防しましょう。また、膠原病の一つである全身性エリテマトーデス(SLE)では、光線過敏症という症状があり、紫外線はこの病気を悪くする因子ですので、SLEの患者さんは紫外線予防を徹底する必要があります。この病気以外でも、光線過敏症を発症することはあります。それらの紫外線による障害を防ぐために、この時期から日傘など紫外線予防をなさることが大切です。

ゴールデンウィークの休業

 本年も暦通りのお休みです。4月29日(月)、5月3日から5月6日は暦通りお休みです。4月30日(火)、5月1日、2日は通常通りの診療を行います。連休中に内服薬がなくならないように、早めに受診なさって下さい。
2024年03月26日
花粉症、糖尿病、痛風

花粉症

 花粉症もピークの季節を迎えています。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。早めに対策を講じる事をお勧めします。現在、新型コロナ(COVID-19)やインフルエンザ感染が広がっており、花粉症の方が感染した場合、くしゃみによってウイルスが拡散し、周りの人にウイルス感染を広げることになリます。花粉症のある方は、早めに抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

糖尿病

 健康診断の結果で、糖尿病が疑われると指摘された方もいらっしゃるかと思います。糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンで、血糖を一定の範囲内におさめる働きを担っています。血糖の濃度が高い状態(高血糖)が何年も放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病(心筋梗塞など)や、網膜症(失明)、腎不全で血液透析、足壊疽による切断といった、合併症につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで意識を失うことがあります(糖尿病性昏睡)。糖尿病の合併症が起こらないようにするためにも、また新型コロナウイルスに感染した際にも重症化しないためにも、糖尿病の早期診断、早期治療が大切です。健康診断で糖尿病が疑われた方は、なるべく早く医療機関を受診して下さい。

髙尿酸血症と痛風

 健康診断などで、尿酸が高いと指摘された方も多いかと思います。高尿酸血症は、そのものは何も症状は起こしませんが、放っておくと痛風(通常1つの関節が赤く腫れて痛くなる)や腎障害を起こし、動脈硬化(心筋梗塞や脳梗塞の原因)のリスクにもなります。尿酸値を下げる薬で有効な薬物治療法は、かなり確立されていますので、専門医による治療を受けましょう。当院では、痛風財団の痛風協力医療機関として、学会の治療ガイドラインに従った診療をしています。

明細書発行、一般名処方など

 当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成30年10月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行することと致しました。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。また、当院では28日以上の長期処方、院外処方でのリフィル処方の交付が可能です。当院では院外処方箋の場合には一般的名称を記載しております。
2024年02月27日
花粉症、外来対応医療機関、口腔アレルギー症候群

花粉症

 今年は例年よりも早く、2月から本格的な花粉症の季節がやってきました。今年もスギの花粉飛散が例年よりも多いと予想されております。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。早めに対策を講じる事をお勧めします。現在、新型コロナやインフルエンザ感染が広がっており、花粉症の方が感染した場合、くしゃみによってウイルスが拡散し、周りの人にウイルス感染を広げることになリます。花粉症のある方は、早めに抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

外来対応医療機関(発熱は完全予約制)

 昨年から新型コロナは5類に分類され当院でも外来対応医療機関として、一般の患者さんと隔離するトリアージを施行して、検査、診療をしなくてはなりません。院内スペースの関係上、当院では常時発熱患者さんに対応できるわけではありません。従いまして、37.5度以上程度の高熱がある場合には、あらかじめお電話をいただき、他の患者さんと空間的、時間的に隔離して、抗原定性検査で対応させていただきます。当院では、1日に対応できる人数がかなり限られており、対応できないことも多々御座いますので、必ずあらかじめ電話でお尋ねください。
 改めて検査結果の解釈のことをお話ししますが、PCRでも抗原検査でも結果が陽性の時のみ「感染している」ということが言えます。しかし陰性の場合には「感染していない」とは言えません。陰性になる原因には、検査のタイミング、ウイルス量、検査感度、技術的問題(検体の量など)などさまざまあり、陰性だから感染していないと言うことは全く言えません。検査陰性の翌日、再検査をしたら検査が陽性であったというのはよくあることです。

口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome: OAS)

 花粉症に関連した病気として口腔アレルギー症候群が知られています。特定の食物を食べた時に、口やのどにかゆみやイガイガ感を感じたり、唇が腫れたりしたことはないでしょうか?これは、「口腔・咽頭粘膜の過敏症状やその他の局所的あるいは全身的なI型アレルギー反応を生じるIgE抗体伝達性即時型食物アレルギー」です。花粉症やラテックスアレルギーに合併していることが多く、 果物や野菜と、花粉やラテックスの間に共通抗原性があるためと考えられています。特に、シラカンバ・ハンノキ花粉症で多く発症すると言われています。スイネ科の花粉症:トマト・スイカ・オレンジが多い、ヨモギ・ブタクサ花粉症:メロン・スイカ・セロリが多い、など花粉症の原因によってこの病気を起こす食べ物が違います。症状としては、原因の食事摂取後15分以内に口腔・咽頭粘膜、口唇の掻痒感、ピリピリ感および浮腫性腫脹が生じ、下痢、腹痛などの腹部症状、咽のむくみ、鼻水、目の充血を認めます。全身の症状として、蕁麻疹、湿疹様の皮膚症状、喘息症状、ときにアナフィラキシーショックを認めることもあります。万が一、花粉症の方が食べ物を食べた後で、このような症状が出たら、この病気のことを思い出して、アレルギー学会専門医にご相談ください。
2024年01月11日
花粉症、外来対応医療機関

花粉症

 今年も1月から鼻炎症状が出ている方が多数いらっしゃいます。2月には本格的な花粉症の季節がやってきます。今年もスギの花粉飛散が例年よりも多いと予想されております。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。早めに対策を講じる事をお勧めします。現在、新型コロナやインフルエンザ感染が広がっており、花粉症の方が感染した場合、くしゃみによってウイルスが拡散し、周りの人にウイルス感染を広げることになリます。花粉症のある方は、早めに抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

外来対応医療機関(発熱は完全予約制)

 昨年から新型コロナは5類に分類され当院でも外来対応医療機関として、一般の患者さんと隔離するトリアージを施行して、検査、診療をしなくてはなりません。院内スペースの関係上、当院では常時発熱患者さんに対応できるわけではありません。従いまして、37.5度以上程度の高熱がある場合には、あらかじめお電話をいただき、他の患者さんと空間的、時間的に隔離して、抗原定性検査で対応させていただきます。当院では、1日に対応できる人数がかなり限られており、対応できないことも多々御座いますので、必ずあらかじめ電話でお尋ねください。
 改めて検査結果の解釈のことをお話ししますが、PCRでも抗原検査でも結果が陽性の時のみ「感染している」ということが言えます。しかし陰性の場合には「感染していない」とは言えません。陰性になる原因には、検査のタイミング、ウイルス量、検査感度、技術的問題(検体の量など)などさまざまあり、陰性だから感染していないと言うことは全く言えません。検査陰性の翌日、再検査をしたら検査が陽性であったというのはよくあることです。