お知らせ

2024年
2024年12月12日
インフルエンザワクチン、ノロウイルス胃腸炎、年末年始の臨時休業

インフルエンザワクチン

 10月からインフルエンザワクチンの接種が当院でも始まっています。ワクチン効果持続は、約5ヶ月と言われているようですので、65歳以上の方はなるべく早めに接種なさることをお勧めします。今年もA型2種、B型2種の4価のワクチンになります。A/ビクトリア(H1N1)、A/カリフォルニア(H3N2)、B/プーケット(山形系統)、B/オーストリア(ビクトリア系統)に対する4株混合ワクチンです。インフルエンザワクチンは、インフルエンザに罹らないようにする効果よりも、罹ったときに重症化しないという効果が期待されるものです。新型コロナワクチンと同様に、主な効果は重症化予防になります。

ノロウイルス胃腸炎の流行

 例年のようにノロウイルスの季節がやってきました。ノロウイルスは、子供から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。この感染症は一般に11月から3月の冬季に流行します。今年も年末にかけて流行することが予測されています。潜伏期間は十数時間から2~3日で、主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、37~38℃の軽度の発熱です。ノロウイルスの感染はほとんどが経口感染です。 治療としては、インフルエンザと違って特効薬がなく、対症療法のみです。患者の便や吐物には大量のウイルスが排出されますので、感染予防のために次のことを守ることが大切です。
  1. 食事の前やトイレの後などは、石鹸を使いしっかりと手を洗う。
  2. タオルなどは共用で使用しないで、出来れば使い捨てのペーパータオルを使う。
  3. 下痢や嘔吐の症状がある人は、直接食品を取り扱う作業をしない。
  4. 食品の加熱は充分に行い、食品の中心温度を85℃に保ったまま1分以上加熱するように調理する。
  5. 便や吐物の処理をする時は素手で触らず、必ずビニール手袋を使用し、汚物の消毒は市販の塩素系消毒剤(漂白剤)を希釈したものを使用する。
  6. 嘔吐物や下痢便で汚れた衣類は、マスクと手袋をした上でバケツやたらいなどでまず水洗いし、更に塩素系消毒剤で消毒する。高齢者や免疫力の低下している方は、重症化する可能性がありますので、感染予防には十分注意しましょう。

年末年始の臨時休業

 今年は12月28日(土)の午前診療で終了し、来年は1月6日(月)より通常通り診療を開始いたします。
 下表では、休診の部分を赤い文字で示しています。
12月28日 土曜日
10時~13時:診療
  16時~19時:休診
12月29日 日曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
12月30日 月曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
12月31日 火曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
2025年
1月1日 水曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月2日 木曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月3日 金曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月4日 土曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月5日 日曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月6日 月曜日
10時~13時:診療
  16時~19時:診療
2024年11月08日
インフルエンザワクチン、年末年始の臨時休業

インフルエンザワクチン

 10月からインフルエンザワクチンの接種が当院でも始まっています。ワクチン効果持続は、約5ヶ月と言われているようですので、65歳以上の方はなるべく早めに接種なさることをお勧めします。今年もA型2種、B型2種の4価のワクチンになります。A/ビクトリア(H1N1)、A/カリフォルニア(H3N2)、B/プーケット(山形系統)、B/オーストリア(ビクトリア系統)に対する4株混合ワクチンです。インフルエンザワクチンは、インフルエンザに罹らないようにする効果よりも、罹ったときに重症化しないという効果が期待されるものです。新型コロナワクチンと同様に、主な効果は重症化予防になります。ワクチン接種の意義が感染症の重症化を防ぐと言うのはわかりづらいと思いますが自動車を運転するときのシートベルトと同じようなものだと考えたらいかがでしょうか。シートベルトをしても交通事故を起こす確率(可能性)は変わらないと思いますが、事故を起こしたときの死亡や障害の重症化は防げると思います。それと同じようにワクチンを接種した場合には、感染症にかかるリスクはあまり減らないとしても、感染症にかかったときの重症化は防げるのです。

年末年始の臨時休業

 今年は12月28日(土)の午前診療で終了し、来年は1月6日(月)より通常通り診療を開始いたします。
 下表では、休診の部分を赤い文字で示しています。
12月28日 土曜日
10時~13時:診療
  16時~19時:休診
12月29日 日曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
12月30日 月曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
12月31日 火曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
2025年
1月1日 水曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月2日 木曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月3日 金曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月4日 土曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月5日 日曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
1月6日 月曜日
10時~13時:診療
  16時~19時:診療
2024年10月18日
インフルエンザワクチン、発熱は完全予約制、健康診断

インフルエンザワクチン

 10月からインフルエンザワクチンの接種が当院でも始まっています。ワクチン効果持続は、約5ヶ月と言われているようですので、65歳以上の方はなるべく早めに接種なさることをお勧めします。今年もA型2種、B型2種の4価のワクチンになります。A/ビクトリア(H1N1)、A/カリフォルニア(H3N2)、B/プーケット(山形系統)、B/オーストリア(ビクトリア系統)に対する4株混合ワクチンです。インフルエンザワクチンは、インフルエンザに罹らないようにする効果よりも、罹ったときに重症化しないという効果が期待されるものです。新型コロナワクチンと同様に、主な効果は重症化予防になります。ワクチン接種の意義が感染症の重症化を防ぐと言うのはわかりづらいと思いますが自動車を運転するときのシートベルトと同じようなものだと考えたらいかがでしょうか。シートベルトをしても交通事故を起こす確率(可能性)は変わらないと思いますが、事故を起こしたときの死亡や障害の重症化は防げると思います。それと同じようにワクチンを接種した場合には、感染症にかかるリスクはあまり減らないとしても、感染症にかかったときの重症化は防げるのです。

37.5度以上発熱の方は完全予約制

 新型コロナとインフルエンザの検査は、一般の患者さんと隔離するトリアージを施行して、検査、診療をしなくてはなりません。院内スペースと検査キット不足の関係上、当院では発熱患者さんへの対応は極めて限られております。従いまして、37.5度以上程度の高熱がある場合には、あらかじめお電話をいただき、他の患者さんと空間的、時間的に隔離して、抗原定性検査で対応させていただきます。1日に対応できる人数がかなり限られており、対応できないことも多々御座いますので、必ずあらかじめ電話でお尋ねください。
 改めて検査結果の解釈のことをお話ししますが、PCRでも抗原検査でも結果が陽性の時のみ「感染している」ということが言えます。しかし陰性の場合には「感染していない」とは言えません。陰性になる原因には、検査のタイミング、ウイルス量、検査感度、技術的問題(検体の量など)などさまざまあり、陰性だから感染していないと言うことは全く言えません。検査陰性の翌日、再検査をしたら検査が陽性であったというのはよくあることです。

健康診断

 今年も健康診断の季節になりました。くり返しになりますが、健康診断でわかることには大きく分けて2種類有ります。一つは、糖尿病、高血圧、脂質異常症、髙尿酸血症などの生活習慣病が発見されることです。これは、これらの診断に必要な項目が、健康診断の検査項目にあるので当然でしょう。もう一つは、癌などの重大な病気を見つけるきっかけになることです。こちらの方が重要ではないかと思います。当院でも、貧血や肝機能障害、胸部レントゲン、PSA検査などから癌や大動脈瘤が見つかったということが少なくありません。健康診断ですべてがわかるわけではなく、通常は検査した項目しかわかりませんが、毎年受けることで昨年との変化で病気が見つかることがあります。生活習慣病は、それのみでは症状が無いことが多いのですが、脳梗塞や心筋梗塞のリスクになる病気です。脳梗塞や心筋梗塞を発症する前に生活習慣病を治療することが、結果的に医療費を抑制することになります。「健康診断なんて受けても意味が無く必要ない」と馬鹿にしないで、毎年必ず受けるようにしましょう。
2024年09月25日
インフルエンザワクチン、糖尿病、痛風

インフルエンザワクチン

 今年も10月からインフルエンザワクチンの接種が当院でも始まります。ワクチン効果持続は、約5ヶ月と言われているようですので、65歳以上の方はなるべく早めに接種なさることをお勧めします。今年もA型2種、B型2種の4価のワクチンになります。A/ビクトリア(H1N1)、A/カリフォルニア(H3N2)、B/プーケット(山形系統)、B/オーストリア(ビクトリア系統)に対する4株混合ワクチンです。インフルエンザワクチンは、インフルエンザに罹らないようにする効果よりも、罹ったときに重症化しないという効果が期待されるものです。新型コロナワクチンと同様に、主な効果は重症化予防になります。ワクチン接種の意義が感染症の重症化を防ぐと言うのはわかりづらいと思いますが自動車を運転するときのシートベルトと同じようなものだと考えたらいかがでしょうか。シートベルトをしても交通事故を起こす確率(可能性)は変わらないと思いますが、事故を起こしたときの死亡や障害の重症化は防げると思います。それと同じようにワクチンを接種した場合には、感染症にかかるリスクはあまり減らないとしても、感染症にかかったときの重症化は防げるのです。

糖尿病

 健康診断の結果で、糖尿病が疑われると指摘された方もいらっしゃるかと思います。糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンで、血糖を一定の範囲内におさめる働きを担っています。血糖の濃度が高い状態(高血糖)が何年も放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病(心筋梗塞など)や、網膜症(失明)、腎不全で血液透析、足壊疽による切断といった、合併症につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで意識を失うことがあります(糖尿病性昏睡)。糖尿病の合併症が起こらないようにするためにも、また新型コロナウイルスに感染した際にも重症化しないためにも、糖尿病の早期診断、早期治療が大切です。健康診断で糖尿病が疑われた方は、なるべく早く医療機関を受診して下さい。

髙尿酸血症と痛風

 健康診断などで、尿酸が高いと指摘された方も多いかと思います。高尿酸血症は、そのものは何も症状は起こしませんが、放っておくと痛風(通常1つの関節が赤く腫れて痛くなる)や腎障害を起こし、動脈硬化(心筋梗塞や脳梗塞の原因)のリスクにもなります。尿酸値を下げる薬で有効な薬物治療法は、かなり確立されていますので、専門医による治療を受けましょう。当院では、痛風財団の痛風協力医療機関として、学会の治療ガイドラインに従った診療をしています。
2024年07月22日
熱中症、発熱、夏季臨時休診

熱中症

 今年も6月中旬から蒸し暑い日が続き、熱中症のリスクが高くなっています。「熱中症」とは、発汗や循環機能に異常をきたし、体温の調節がうまくできなくなることによって起こる、めまい・けいれん・吐き気・意識障害・頭痛など様々な体の不調を総称した症状です。普段の体調管理に心がけ、普段から脱水にならないようにこまめに水分と電解質の補給を行いましょう。気温がそれほど高くなくても湿度が高いと、汗や循環機能に異常をきたし、体温の調節がうまくできなくなります。必要に応じてエアコンの除湿機能を使いましょう。

37.5度以上発熱の方は完全予約制

 新型コロナとインフルエンザの検査は、一般の患者さんと隔離するトリアージを施行して、検査、診療をしなくてはなりません。院内スペースと検査キット不足の関係上、当院では発熱患者さんへの対応は極めて限られております。従いまして、37.5度以上程度の高熱がある場合には、あらかじめお電話をいただき、他の患者さんと空間的、時間的に隔離して、抗原定性検査で対応させていただきます。1日に対応できる人数がかなり限られており、対応できないことも多々御座いますので、必ずあらかじめ電話でお尋ねください。
 改めて検査結果の解釈のことをお話ししますが、PCRでも抗原検査でも結果が陽性の時のみ「感染している」ということが言えます。しかし陰性の場合には「感染していない」とは言えません。陰性になる原因には、検査のタイミング、ウイルス量、検査感度、技術的問題(検体の量など)などさまざまあり、陰性だから感染していないと言うことは全く言えません。検査陰性の翌日、再検査をしたら検査が陽性であったというのはよくあることです。

夏季臨時休業

 今年は、山の日の8月11日(日)から8月16日(金)まで夏季休暇をいただきます。
 8月17日(土)より通常通り診療を開始いたします。8月17日(土)は通常通り午前診療のみです。お間違いの無いようにお願いいたします。
 下表では、休診の部分を赤い文字で示しています。
8月11日 日曜日
(祝日:山の日)
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月12日 月曜日
(振替休日)
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月13日 火曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月14日 水曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月15日 木曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月16日 金曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月17日 土曜日
10時~13時:診療
  16時~19時:休診
2024年06月17日
熱中症、夏季臨時休診

熱中症

 今年も6月中旬から蒸し暑い日が続き、熱中症のリスクが高くなっています。「熱中症」とは、発汗や循環機能に異常をきたし、体温の調節がうまくできなくなることによって起こる、めまい・けいれん・吐き気・意識障害・頭痛など様々な体の不調を総称した症状です。普段の体調管理に心がけ、普段から脱水にならないようにこまめに水分と電解質の補給を行いましょう。気温がそれほど高くなくても湿度が高いと、汗や循環機能に異常をきたし、体温の調節がうまくできなくなります。必要に応じてエアコンの除湿機能を使いましょう。

夏季臨時休業

 今年は、山の日の8月11日(日)から8月16日(金)まで夏季休暇をいただきます。
 8月17日(土)より通常通り診療を開始いたします。8月17日(土)は通常通り午前診療のみです。お間違いの無いようにお願いいたします。
 下表では、休診の部分を赤い文字で示しています。
8月11日 日曜日
(祝日:山の日)
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月12日 月曜日
(振替休日)
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月13日 火曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月14日 水曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月15日 木曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月16日 金曜日
10時~13時:休診
  16時~19時:休診
8月17日 土曜日
10時~13時:診療
  16時~19時:休診
2024年05月13日
熱中症、痛風など

熱中症

 これからの季節、蒸し暑い日が続き、熱中症のリスクが高くなります。「熱中症」とは、発汗や循環機能に異常をきたし、体温の調節がうまくできなくなることによって起こる、めまい・けいれん・吐き気・意識障害・頭痛など様々な体の不調を総称した症状です。普段の体調管理に心がけ、普段から脱水にならないようにこまめに水分と電解質の補給を行いましょう。気温がそれほど高くなくても湿度が高いと、汗や循環機能に異常をきたし、体温の調節がうまくできなくなります。必要に応じてエアコンの除湿機能を使いましょう。症状は新型コロナウイルス感染と区別しにくいこともあります。マスク生活にすっかり慣れた昨今ですが、屋外で他人と充分に間隔があいている状況では、マスクを外して熱中症予防を行うことが重要です。熱中症の予防として、外出先では日傘や帽子で直射日光を避け、日常的にこまめな水分摂取と電解質補給に心がけましょう。

髙尿酸血症と痛風

 健康診断などで、尿酸が高いと指摘された方も多いかと思います。これからの暑い時期は、ビールがおいしくなる時期ですが、脱水の状態でアルコールを飲み過ぎると血清尿酸値が上昇します。痛風発作のリスクが高い季節と言えます。高尿酸血症は、そのものは何も症状は起こしませんが、放っておくと痛風(通常1つの関節が赤く腫れて痛くなる)や腎障害を起こし、動脈硬化(心筋梗塞や脳梗塞の原因)のリスクにもなります。尿酸値を下げる薬で有効な薬物治療法は、かなり確立されていますので、専門医による治療を受けましょう。当院では、痛風財団の痛風協力医療機関として、学会の治療ガイドラインに従った診療をしています。

明細書発行、一般名処方、オンライン資格確認、医療DXなど

 当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成30年10月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行することと致しました。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
 当院ではオンライン資格確認を行う体制を有しています。患者様に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行っています。また、28日以上の長期処方、院外処方でのリフィル処方の交付が可能です。リフィル処方箋を紛失されますと、再受診・再発行となり保険が適用できませんのでお気を付けください。当院では、医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行っています。具体的には、オンライン資格確認システムを通じて患者の診療情報、薬剤情報等を取得し、調剤、服薬指導等を行う際に当該情報を閲覧し、活用しています。 マイナンバーカードの健康保険証利用を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。 電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスを活用するなど、医療DXに係る取組を実施しています。
2024年04月23日
花粉症、紫外線、ゴールデンウィークの休業について

花粉症

 東京ではスギ花粉に代わりヒノキ花粉の飛散が増えているようです。最近は、黄砂の影響もありアレルギー症状を起こす方が多いです。黄砂には、ほこりやダニの死骸などアレルギーの原因が多く含まれています。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。花粉症のある方は、抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

紫外線に注意

 真夏に紫外線が強いことはよく知られていますが、実は今頃も紫外線は非常に強い時期です。日焼け、シミ、しわ、皮膚癌などの皮膚の障害や白内障、網膜障害などの眼の障害を防ぐために、紫外線を予防しましょう。また、膠原病の一つである全身性エリテマトーデス(SLE)では、光線過敏症という症状があり、紫外線はこの病気を悪くする因子ですので、SLEの患者さんは紫外線予防を徹底する必要があります。この病気以外でも、光線過敏症を発症することはあります。それらの紫外線による障害を防ぐために、この時期から日傘など紫外線予防をなさることが大切です。

ゴールデンウィークの休業

 本年も暦通りのお休みです。4月29日(月)、5月3日から5月6日は暦通りお休みです。4月30日(火)、5月1日、2日は通常通りの診療を行います。連休中に内服薬がなくならないように、早めに受診なさって下さい。
2024年03月26日
花粉症、糖尿病、痛風

花粉症

 花粉症もピークの季節を迎えています。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。早めに対策を講じる事をお勧めします。現在、新型コロナ(COVID-19)やインフルエンザ感染が広がっており、花粉症の方が感染した場合、くしゃみによってウイルスが拡散し、周りの人にウイルス感染を広げることになリます。花粉症のある方は、早めに抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

糖尿病

 健康診断の結果で、糖尿病が疑われると指摘された方もいらっしゃるかと思います。糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンで、血糖を一定の範囲内におさめる働きを担っています。血糖の濃度が高い状態(高血糖)が何年も放置されると、血管が傷つき、将来的に心臓病(心筋梗塞など)や、網膜症(失明)、腎不全で血液透析、足壊疽による切断といった、合併症につながります。また、著しく高い血糖は、それだけで意識を失うことがあります(糖尿病性昏睡)。糖尿病の合併症が起こらないようにするためにも、また新型コロナウイルスに感染した際にも重症化しないためにも、糖尿病の早期診断、早期治療が大切です。健康診断で糖尿病が疑われた方は、なるべく早く医療機関を受診して下さい。

髙尿酸血症と痛風

 健康診断などで、尿酸が高いと指摘された方も多いかと思います。高尿酸血症は、そのものは何も症状は起こしませんが、放っておくと痛風(通常1つの関節が赤く腫れて痛くなる)や腎障害を起こし、動脈硬化(心筋梗塞や脳梗塞の原因)のリスクにもなります。尿酸値を下げる薬で有効な薬物治療法は、かなり確立されていますので、専門医による治療を受けましょう。当院では、痛風財団の痛風協力医療機関として、学会の治療ガイドラインに従った診療をしています。

明細書発行、一般名処方など

 当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成30年10月1日より、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行することと致しました。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。また、当院では28日以上の長期処方、院外処方でのリフィル処方の交付が可能です。当院では院外処方箋の場合には一般的名称を記載しております。
2024年02月27日
花粉症、外来対応医療機関、口腔アレルギー症候群

花粉症

 今年は例年よりも早く、2月から本格的な花粉症の季節がやってきました。今年もスギの花粉飛散が例年よりも多いと予想されております。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。早めに対策を講じる事をお勧めします。現在、新型コロナやインフルエンザ感染が広がっており、花粉症の方が感染した場合、くしゃみによってウイルスが拡散し、周りの人にウイルス感染を広げることになリます。花粉症のある方は、早めに抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

外来対応医療機関(発熱は完全予約制)

 昨年から新型コロナは5類に分類され当院でも外来対応医療機関として、一般の患者さんと隔離するトリアージを施行して、検査、診療をしなくてはなりません。院内スペースの関係上、当院では常時発熱患者さんに対応できるわけではありません。従いまして、37.5度以上程度の高熱がある場合には、あらかじめお電話をいただき、他の患者さんと空間的、時間的に隔離して、抗原定性検査で対応させていただきます。当院では、1日に対応できる人数がかなり限られており、対応できないことも多々御座いますので、必ずあらかじめ電話でお尋ねください。
 改めて検査結果の解釈のことをお話ししますが、PCRでも抗原検査でも結果が陽性の時のみ「感染している」ということが言えます。しかし陰性の場合には「感染していない」とは言えません。陰性になる原因には、検査のタイミング、ウイルス量、検査感度、技術的問題(検体の量など)などさまざまあり、陰性だから感染していないと言うことは全く言えません。検査陰性の翌日、再検査をしたら検査が陽性であったというのはよくあることです。

口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome: OAS)

 花粉症に関連した病気として口腔アレルギー症候群が知られています。特定の食物を食べた時に、口やのどにかゆみやイガイガ感を感じたり、唇が腫れたりしたことはないでしょうか?これは、「口腔・咽頭粘膜の過敏症状やその他の局所的あるいは全身的なI型アレルギー反応を生じるIgE抗体伝達性即時型食物アレルギー」です。花粉症やラテックスアレルギーに合併していることが多く、 果物や野菜と、花粉やラテックスの間に共通抗原性があるためと考えられています。特に、シラカンバ・ハンノキ花粉症で多く発症すると言われています。スイネ科の花粉症:トマト・スイカ・オレンジが多い、ヨモギ・ブタクサ花粉症:メロン・スイカ・セロリが多い、など花粉症の原因によってこの病気を起こす食べ物が違います。症状としては、原因の食事摂取後15分以内に口腔・咽頭粘膜、口唇の掻痒感、ピリピリ感および浮腫性腫脹が生じ、下痢、腹痛などの腹部症状、咽のむくみ、鼻水、目の充血を認めます。全身の症状として、蕁麻疹、湿疹様の皮膚症状、喘息症状、ときにアナフィラキシーショックを認めることもあります。万が一、花粉症の方が食べ物を食べた後で、このような症状が出たら、この病気のことを思い出して、アレルギー学会専門医にご相談ください。
2024年01月11日
花粉症、外来対応医療機関

花粉症

 今年も1月から鼻炎症状が出ている方が多数いらっしゃいます。2月には本格的な花粉症の季節がやってきます。今年もスギの花粉飛散が例年よりも多いと予想されております。花粉症対策は、抗アレルギー剤の内服を早めになさる事とともに、抗原に暴露しないようにマスクやゴーグルを着用することが大切です。早めに対策を講じる事をお勧めします。現在、新型コロナやインフルエンザ感染が広がっており、花粉症の方が感染した場合、くしゃみによってウイルスが拡散し、周りの人にウイルス感染を広げることになリます。花粉症のある方は、早めに抗アレルギー剤を内服し、くしゃみを抑えることが重要です。また、花粉症と風邪症候群、新型コロナ感染症、インフルエンザの鑑別も重要ですので、自己判断で薬を内服せずに、鼻水、鼻づまりのある方は早めに内科、アレルギー科を受診なさってください。

外来対応医療機関(発熱は完全予約制)

 昨年から新型コロナは5類に分類され当院でも外来対応医療機関として、一般の患者さんと隔離するトリアージを施行して、検査、診療をしなくてはなりません。院内スペースの関係上、当院では常時発熱患者さんに対応できるわけではありません。従いまして、37.5度以上程度の高熱がある場合には、あらかじめお電話をいただき、他の患者さんと空間的、時間的に隔離して、抗原定性検査で対応させていただきます。当院では、1日に対応できる人数がかなり限られており、対応できないことも多々御座いますので、必ずあらかじめ電話でお尋ねください。
 改めて検査結果の解釈のことをお話ししますが、PCRでも抗原検査でも結果が陽性の時のみ「感染している」ということが言えます。しかし陰性の場合には「感染していない」とは言えません。陰性になる原因には、検査のタイミング、ウイルス量、検査感度、技術的問題(検体の量など)などさまざまあり、陰性だから感染していないと言うことは全く言えません。検査陰性の翌日、再検査をしたら検査が陽性であったというのはよくあることです。