非常勤医師の紹介、口の中が乾く病気(2)、新型インフルエンザワクチン [ 2009/11/24 ]
非常勤医師の紹介
11月から、非常勤医師として東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターの小林医師が勤務されます。内科学会認定医、日本リウマチ学会専門医です。小林先生が勤務される時間帯は院長と医師2名体制になりますので、よろしくお願いいたします。

口の中が乾く病気(2)
以前にもお知らせいたしましたが、唾液の分泌する量が減って口の中が乾いた状態になる「ドライマウス(口腔(こうくう)乾燥症)」が、最近多く発症しているようです。糖尿病やシェーグレン症候群が原因のことがあります。当院でも、東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターのやり方にならって、唾液の分泌を検査するガムテストという検査を導入しました。疾患によって、治療方法が異なりますが、唾液の分泌を促す薬もありますので、早めに精密検査を受けられることが必要です。

新型インフルエンザワクチン
ようやく持病のある方への 新型インフルエンザワクチン接種が始まりました。情報が直前にならないと入らず、現在も現場は混乱している部分があるというのが現状です。現在供給されているのは国産のワクチンです。万が一国産ワクチンが足らなくなった場合には、海外からの輸入ワクチンが供給されるようです。アジュバント(免疫増強剤)を含んだ輸入ワクチンの安全性が危惧されていますが、リウマチや膠原病など免疫反応が亢進した病態の方に、アジュバントを含んだワクチンを接種する事には、問題があると個人的には考えます。リウマチや膠原病の持病のある方は、国産ワクチンを接種されることをお勧めします。

新型インフルエンザ(H1N1)、肺炎球菌ワクチン 他 [ 2009/09/07(10/5追記) ]
新型インフルエンザ(H1N1)
新型インフルエンザ(H1N1)が流行しており、季節性のインフルエンザよりも感染力が強く、多くの人がこのウイルスに対する免疫を持っていないことなどが報告されています。また、腎臓、肺や心臓などに慢性の疾患のある方、免疫の低下している方、糖尿病の方が重症化しやすいとされています。しかし、糖尿病そのものがインフルエンザ(H1N1)の病状を悪化させるわけではなく、血糖管理がきちんと行われている人は一般の人が新型インフルエンザにかかる場合と大きな差はありません。ただし、糖尿病があっても治療を受けていない人、血糖管理の悪い人、合併症を持つ人は十分な注意を払わなければなりません。糖尿病があっても治療をまだ受けていない方は、早めに医療機関を受診され、治療を受けて下さい。関節リウマチなどリウマチ性疾患のある方は、ステロイド、生物学的製剤など免疫力低下を来しうる薬剤を使用していることがあり、腎臓、肺や心臓などに慢性の疾患のある方、免疫の低下している方と同様に、可能な限り人混みを避け、外出時はマスクを着用し、手洗いうがいを慣行されることをお勧めします。

肺炎球菌ワクチン
本ホームページでは、いち早くその重要性を知っていただくために、1月と7月のお知らせ欄で紹介させていただいた肺炎球菌ワクチンは、現在品切れ状態のようです。直接インフルエンザウイルスには有効ではありませんが、インフルエンザウイルス感染に伴う細菌性肺炎の原因菌として肺炎球菌は重要ですので、一日も早く充分量供給していただきたいものです。

口の中が乾く病気
唾液の分泌する量が減って口の中が乾いた状態になる「ドライマウス(口腔(こうくう)乾燥症)」が、最近若い女性にも多く発症しているようです。「口の中がネバネバする」、「舌が痛い」などの不快な症状から、会話や食事など日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。糖尿病や膠原病の一つであるシェーグレン症候群が原因のことがあります。疾患によって、治療方法が異なりますので、早めに精密検査を受けられることが必要です。特に、眼の乾燥症状「眼がゴロゴロする」、「眼に何か入った感じがする」があったり、眼科でドライアイと診断されている方は、シェーグレン症候群の可能性が高いです。また、関節リウマチの患者さんには、シェーグレン症候群を合併することが多いことが知られています。唾液や涙は、ただ単に口の中や眼の表面を潤すだけでなく、感染の防御に重要な働きをしています。民間療法に頼らず、きちっと診断して治療することが重要です。

肺炎球菌ワクチン(続報)
品切れ状態でした肺炎球菌ワクチンは、ようやく生産が追いついてきたようです。くりかえしになりますが、このワクチンは直接インフルエンザウイルスには有効ではありませんが、インフルエンザウイルス感染に伴う、細菌性肺炎の原因菌として重要な肺炎球菌に対するワクチンです。現在、インフルエンザワクチンを接種され始めていると思いますが、肺炎球菌ワクチン接種は、インフルエンザワクチンと1〜2週間を空けていただいて接種することが可能です。どちらのワクチンが先でも結構です。あくまでもワクチンは予防法の一つで、うがい、手洗いの慣行が感染予防の基本ですので、特に外出先から戻られた後は、うがい、手洗いを忘れずにしましょう。

リウマチ性多発筋痛症(PMR)、爪白癬、帯状疱疹2 [ 2009/08/06 ]
リウマチ性多発筋痛症(PMR)
リウマチ性多発筋痛症は、関節リウマチと同じリウマチという言葉を含む病気ですが、関節リウマチとは違う病気です。一般に50歳以上、とくに60歳以上の高齢者に起こることが多く、関節リウマチや筋炎との鑑別が必要な病気です。体幹に近い部分、すなわち肩から上腕、頸(くび)、臀部(おしり)から大腿などの筋肉の痛みやこわばりから始まり、それが2週間以上続くのが特徴です。筋肉の症状以外に、37℃台の微熱、全身のだるさ、体重減少などの全身症状と、関節の痛みを伴います。特異的な検査はありませんが、血液検査でCRPという炎症のマーカーが上昇します。関節リウマチに特異的な検査は、通常陰性です。50歳以上の方で、体幹に近い筋肉痛が続くような症状があるかたは、リウマチの専門医にご相談下さい。

爪白癬
白癬菌(水虫菌)は、高温多湿な場所が大好きで、現在のような蒸し暑い場には、活動が活発になります。 爪が白く厚くもろくなる、爪水虫(爪白癬)は、塗り薬では効果不十分で、内服薬が必要になります。見つけたら早めに受診しましょう。最近は1週間内服薬を多めに飲んで3週間休むというパルス療法もあり、有効性が証明されています。また、糖尿病などの病気がある方は、重症化しやすいので、水虫、特に爪白癬のある方は、糖尿病などの内科の疾患がないかどうかも検査してもらいましょう。

帯状疱疹2
水疱を伴う紅い発疹として現れる病気で、特に体力が落ちたときに出やすいです。夏場に多い、汗も(アセモ)や湿疹と間違えて、市販の薬を塗って悪くなってから受診されるというケースが多くあります。今では、抗ウイルス薬という良く効く薬がありますが、早期に使わないと効果が少ないです。痛みを伴う湿疹を見つけたら、早めに受診しましょう。

日本リウマチ財団と日本リウマチ友の会  他 [ 2009/07/01 ]
日本リウマチ財団と日本リウマチ友の会
以前から、リウマチ財団が豊島区大塚に在ることは知っていましたが、当クリニックが財団の近くにあることを最近発見しました。全くの偶然ではありますが、当院は日本リウマチ財団から歩いて30秒ほどのところにあり、まさにリウマチ財団のお膝元にあることになります。これも何かのご縁でしょうか。ちなみに当院院長は日本リウマチ財団の登録医ですし、日本リウマチ友の会の特別会員です。リウマチ患者さんは、是非とも日本リウマチ友の会に入会なさることをお勧めします。医療面だけでなく、生活面でもいろんな情報が得られ、大きなサポートになります。

リウマチの生物製剤その2
関節リウマチの治療薬として、TNFというサイトカインを抑制する生物製剤を当院でも導入いたしました。多少専門的になりますが、生物学的製剤とは、生物から産生される物質を薬剤として利用した製剤で、言い換えれば、標的となる分子の働きを抑えようという目的で人工的に設計された蛋白質製剤です。当院でもすでに、東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターでの経験を生かし、感染症などの副作用発現に注意しながら施行しています。

治験
関節リウマチに限らず、最近は画期的な治療法の開発がめざましく、今まで治らないと考えられていた病気も治るようになってきました。新しい薬が世の中に出るためには、臨床試験という課程が必要です。臨床試験にはリスクも伴いますが、患者さんにいち早く新しい薬が使えるというメリットもあります。当院では、患者さんに充分に長所・短所をご理解していただいた上で、臨床試験に参加していただくことに積極的に努めたいと考えています。

新型インフルエンザ対策前に肺炎球菌ワクチン
インフルエンザウイルス感染症の際に恐いのは、混合感染による肺炎です。肺炎球菌は、肺炎を起こす代表的な細菌で、最近では抗生物質が効かない肺炎球菌も増えており、死に至ることもあります。特に今年の秋から冬にかけては、新型インフルエンザが流行する事が予想されており、インフルエンザワクチンを受ける前に、肺炎球菌に対する抵抗力をつける事が大切です。肺炎球菌ワクチンは、インフルエンザワクチンとは異なり、約5年間効果が持続します。お年寄りや免疫の低下している方には、接種を受けられることをお勧めしています。このワクチンは、保険は適応されませんので、自費になりますが、自治体による公費助成があるようです。

リウマチの生物製剤、水虫、帯状疱疹 [ 2009/05/13 ]
リウマチの生物製剤
関節リウマチは、以前は有効な治療法が少なかった疾患ですが、最近は生物製剤という画期的な治療法も使用できるようになり、予後が飛躍的によくなりました。当院でも、東京女子医大膠原病リウマチ痛風センターでの経験を生かし、副作用発現に注意しながら、生物製剤を導入する予定です。

水虫
水虫は、白癬菌という真菌(カビ)が原因で起こる感染症で、足の趾の間や足の裏の皮膚がむけて、痒くなります。白癬菌は、ほかのカビと同様、高温多湿な場所が大好きで、これからの蒸し暑い梅雨時から夏場にかけて、活動が活発になります。多くは軟膏を根気よく使えば、良くなります。また、爪が白くもろくなる、爪水虫(爪白癬)は、通常塗り薬では効果不十分で、内服薬が必要になります。悪くなる前に早めに受診しましょう。また、糖尿病などの病気がある方は、重症化しやすいので、水虫のある方は糖尿病などの内科の疾患がないかどうかも検査してもらいましょう。

帯状疱疹
子供のころになった、水痘と同じウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が神経の付け根に残っていて、体力が落ちたときに水疱を伴う紅い発疹として現れる病気です。多くは、痛みを伴い、神経痛は発疹が消えてからも長く残ることがあります。痛みを伴う湿疹を見つけたら、早めに受診しましょう。この病気も、糖尿病などの免疫が低下する病気がある方は、起こりやすく重症化しやすいので、帯状疱疹になった人は、糖尿病などの内科の疾患がないかどうかも検査してもらいましょう。

花粉症・インフルエンザの状況 [ 2009/04/02 ]
花粉症
今年のスギ花粉症は、ようやく終息しそうです。現在も花粉症症状のある方は、スギ以外のヒノキやイネ科の植物の花粉に過敏である可能性があります。抗アレルギー剤の内服など治療を継続され、マスクやゴーグルの着用を続けましょう。

インフルエンザ
A型インフルエンザの流行が終わったと思ったら、最近はB型インフルエンザが流行しているようです。高熱、悪寒、全身倦怠感がある場合には、早めに受診しましょう。

南大塚クリニックより [ 2009/01/27 ]
インフルエンザが流行っています
風邪が流行し、インフルエンザも流行し始めています。うがい手洗いを慣行しましょう。高い熱や寒気、関節痛、全身倦怠感などが出るようでしたらインフルエンザを疑い、早めに受診しましょう。インフルエンザに有効な薬は、早めに(発症から48時間以内)使用しないと効果がありません。

肺炎球菌ワクチンをご存知ですか?
肺炎球菌は、肺炎を起こす代表的な細菌ですが、最近では抗生物質が効かない肺炎球菌も増えており、予防の重要性が再認識されています。肺炎は死に至ることもある怖い病気です。このワクチンは、肺炎球菌による感染症の約8割に有効とされ、約5年間効果が持続します。お年寄りや免疫の低下している方には、接種を受けられることをお勧めしています。このワクチンは、保険は適応されませんので、自費になります。また、日本では2回以上の接種は認められていません。

花粉症対策は早めに
今年は花粉の量は昨年よりもやや多く、花粉の飛散時期も例年よりも早いと予想されています。花粉症対策は、早めに受診され、抗アレルギー剤の内服などを早めになさることが大切です。

南大塚クリニックからのご報告 [ 2009/01/15 ]
南大塚クリニックは、1987年5月17日に津田脩前院長が開設し、21年間診療を続けてまいりました。2009年1月より岡本完が院長に就任し、診療をスタート致しました。今後も専門性(リウマチ、痛風、アレルギー、膠原病など)を生かしながら、引き続き、地域に密着したクリニックとして、診療をさせて頂きたいと思っております。


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